気が付きにくい初期の歯周病

歯周病とは歯の周りの骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまう病気です。

しかしながら歯茎から出血があっても痛みがないため放置され、歯周病は症状がないままに病状が進行してしまうことが多い病気でもあります。

痛みや歯の揺れが出て気づくころには重症になっていることもあります。


初期の症状に気づき、適切な治療を行えば進行を止められる病気でもあります。

歯茎からの出血や腫れをそのままにせず、歯科医院にて歯周病治療により進行を抑え、生涯自分の歯でおいしいものを食べられるようにしたいものです。

ご出産前の歯科検診のおすすめ

出産するとしばらくは赤ちゃん中心の生活になり、なかなか自分の健康にまでは気を回せなくなるものです。

お腹の赤ちゃんのためだけでなく、お口のトラブルを子育て中に抱えることのないよう、ご自身のために一度、出産前に検診でのご来院をおすすめいたします。
また正しい歯磨きの方法を歯科医院で習得しておくと、生まれてくる赤ちゃんの仕上げ磨きに活かせると思います。

食いしばりによって起こる症状

食いしばりとは、上下の歯と歯を合わせてかみしめることをいいます。
歯の強い接触は歯ぎしりなどと同じように歯や歯ぐきにとって大きなダメージが加わります。上下の歯が１日に接している時間は食事の時に１５分から２０分程度で、それ以外は安静空隙といって１mm程度あけているのが正常です。
しかし、食いしばりをする方は１時間から２時間、無意識に大きな力で行うために、歯や顎の痛みなどを訴えることがあります。

これらを防止するにはストレスの解消とマウスピースが必要になります。
食いしばりによって起こる症状でお悩みの方は一度ご相談ください。

虫歯を小さく削って目立たずに治療

コンポジットレジンを使えば、虫歯になってしまった部分だけを削って詰めることが出来ます。

小さな虫歯の穴も直接お口の中で詰められるため、健康な歯はほとんど削らずに治せます。
削る穴を最小限にすることができるので、治療中の痛みも少なくなりますし、コンポジットレジンは歯の色に近い材料のため、治療後の詰め物の痕が目立つこともありません。

コンポジットレジンとは歯の色に近い樹脂製の素材で、プラスチックを歯科用に開発したものです。ペースト状のものが特殊な光をあてることによって短時間に硬まるという特徴を持ちます。また、小さな虫歯であれば保険で、白く、短時間でできるという利点があります。