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下関市熊野 医療法人新生会 いしだ歯科

山口県下関市熊野町にある歯医者さん。一般歯科、小児歯科、インプラント、ホワイトニング、口腔外科、予防歯科などの診療を行っております

2010年12月の記事

山口歯科臨床研究会

山口県周南市にて包括的歯科治療を行うためのベーシックコースの第1回を受講してきました。

包括歯科診療とは、顎口腔の炎症の要素、力の要素を包括的な観点で診断し、最小の侵襲で最大の治療効果をあげることを目的とした診療です。
(筒井昌秀、筒井照子著「包括歯科臨床」クインテッセンス出版より)

本日から始まる講習会より得たことを日々の臨床にて来院されるみなさんに還元できるようにと思います。
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歯ブラシにプラスアルファ

歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れを完全に取れないことをご存知でしょうか?
そしてその汚れが虫歯の原因となるのです..。
この隣接面に虫歯ができてしまうと、表面上から見えにくいので発見が遅れてしまい、痛くなった頃にはだいぶ進行しているということが多いのが現状です。

そこでおすすめする補助清掃器具がフロスになります。
フロスは糸状のもので歯と歯の間に通してお掃除するものです。歯ブラシとプラスアルファとしてフロスをしていただくだけで、虫歯を予防できるんです。
最初は難しいかもしれませんが、慣れてくると簡単にできます。

ブラッシングの仕方がわからない、フロスもどうやって使えばいいのかわからない、とお困りでしたらお気軽にお尋ねください。
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予防歯科 歯科医院での歯周病予防

歯周病の進行は歯周病菌と歯周病菌に対する体の抵抗力のバランスに関係します。
歯周病菌は誰もが持っている口の中の細菌です。この歯周病菌を歯ブラシなどでできるだけ減らすようにコントロールすることが歯周病予防の基本です。
また体の抵抗力は若い時には強く、多少のプラークが残っていても歯茎が腫れる程度(歯肉炎)で中の骨まで溶けることは少ないと言えます。
しかし、年齢とともに抵抗力が落ち、30歳を過ぎた頃から若い時と同じような歯磨きの仕方では中の骨まで歯周病が進行してしまう可能性があります。
歯周病予防として、若い頃から歯科医院での定期検診をおすすめします。